テーマ:痕跡という唄

夜がやってくる

http://www7a.biglobe.ne.jp/~konseki/ アルバム、痕跡という唄のアウト・テイク。 最終段階で削除、他の曲と差し換えた。お気に入りの曲のひとつなのだが、録音が悪いのかアルバム中のどこに配置しても納まりが悪い。冒頭のメロディが、ボブ・ディランのローランドの悲しい眼の乙女にソックリであるという…
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遠く離れて

アルバム、痕跡という唄のラストの曲。 タイトルからもわかるように、また歌詞の中でも触れているように、これは距離についての唄だ。世界中で一番遠い場所は、自分の背中であると唄ったのは鈴木慶一だっただろうか。友部正人は、ヒトはあらゆる種類の人間が寄り集まっているということのメリットの有効な活用法を知らず、わかり合えないままお互いの距離ばかり…
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3LDK2500万

アルバム、痕跡という唄の9曲目。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~konseki 乙姫様のいる竜宮城は、絵にも描けない美しさだという。 このセリフは、映像だけでなく言葉の限界をも示している。表現を放棄している。しかし、もう少しスペースがあれば、絵には描けなくとも言葉にはできたはずだ。表現において映像…
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店頭販売決定 !!

痕跡という唄 1.痕跡という唄 2.手に宿る死 3.拝啓、三島由紀夫様 4.君の裸 5.愛と世界のあいだ 6.敗北の唄 7.ありふれた恋の唄 8.だがや親玉 9.3LDK2500万 10.休みの日 11.遠く離れて ■ 通達 : CD痕跡という唄、店頭販売について すかいりゃーく・ぐ…
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だがや親玉

わけがあって音声添付できません。CDをご購入の上、お聞きください。歌詞は、公式サイトに掲示してあります。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~konseki アルバム、痕跡という唄の8曲目。 我がギタリスト、トモとの共作である。トモは、名古屋在住で、現在活動休止中の唄うパンク・バンド、velwo…
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ありふれた恋の唄

アルバム、痕跡という唄の7曲目。 サビの歌詞とメロディーが、まず浮かんだ。一番の歌詞を書き、それにメロディーをつけ、そのメロディーに合わせて2番の歌詞を書いた。自分にとっては標準的な発想と行程である。2番では、中サビを2度繰り返すことにした。迷ったがその間に、ハーモニカ・ソロをいれた。中サビと大サビの継ぎ目を意外な展開にしたか…
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敗北の唄

人は生まれてきた時点で沢山のものを授かっている。それは、親が所有する不動産やそれ以外の物理的な財産の他に、という意味だ。 ある者は、それを元手に努力を重ね、少しづつ成長させ、やがて大きな花を咲かせる。またある者は、引き継いだ負の財産をも駆使して、自転車操業的ではあれ何とかやり繰りをつけ、頑張って生きていく。そして、その反対に人…
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愛と世界のあいだ

サウンドの豪華さは比較にならないが、イエロー・サブマリンみたいな曲を、と思って書いた。冒頭のメロディーが、ビビデバビデブーに酷似している。また、ビートルズのノルウェーの森にも似ている。こう書くと、二重苦のようだが実は逆で、三段論法により前述の2曲がそっくり、という結論に落ち着き、僕の罪は軽減される。この金を稼ぐマシン、という表現…
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君の裸

アルバム、痕跡という唄の4曲目。最初は、遠藤賢司のほんとだよ、みたいな曲だったけど、こんな感じになった。歌詞の中に、ラシャガール広場とかアベニルヌーネ通りとか登場するけど基本的には横浜・鶴見の街だ、といってたのは誰だっけ?若いカップルが銭湯から帰ってくるイメージだ、なんてね。裸だから銭湯なのかね。それもちょっと短絡的かな。銭湯じ…
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谷口さんからの手紙

加藤さんCD完成おめでとう 一つの形になった事は 本当によかったと思います あなたの作品なのだから 色々言っても 意見分れるだろうし あなたらしさが損なわれても...と思って 控えました でも 売れるためには 詩は個人的なものでは ダメなのです 短く、北山修のような詩が望まれます メロディは おぼえやすく 口づさめる、一曲目…
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拝啓、三島由紀夫様

アルバム、痕跡という唄の3曲め。もともとは、ライブのDM用に豊饒の海~奔馬の読書感想文を書いたもの。そのあと少し手を入れ曲をつけた。奔馬は、三島由紀夫の豊饒の海4部作の第2作。シリーズ中では最も面白いように思う。簡単にいえば、若きテロリストたちの話だ。その反逆集団は、密告という形で崩壊していってしまう。その作中人物の若者達が、余…
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痕跡という唄のリアリズム

巻頭のタイトル曲はとっても長い。13分もある。いろんな人に聞いてもらったけど、例外なく長いといわれた。ギターのトモは、制覇する指に力が入らなくなっちゃうよなんてボヤいていた。唄ってる方は全然気にならないんだけどね。アディオスも長いっていってたな。時計を見ながら残り時間をチェックしながら聞いたって人もいたね。横浜で唯一全面的に支持してくれ…
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痕跡という唄

アルバム・痕跡という唄の発売日が3/22に決定した。 これまでに、カセットテープ3本とライブ・ヴィデオを自主制作で発表しているが、CDは、今回が初めてだ。ライブハウスを開拓する時に、何かまとまった音源があった方がよかろうということで、レコーディングを始めた.。アドバイスをしてくれる人がいて、当初ベスト盤を予定していたが、書き溜めた楽曲…
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痕跡という日誌(9)

ポロロ~ン、うーん、やっぱり相当狂っている。出ない音こそないが、激しく不協和音している。10年以上演奏も調律もしていないのだから当たり前なのだが。 久々の実家、彼がこのピアノの前に座るのは本当に久しぶりだ。友人の結婚披露宴の余興で演奏するために練習していた時以来だった。彼が人前でピアノを弾いたのは、後にも先にもその一度だけで、その時も…
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痕跡という日誌(8)

CDジャケットなどの印刷物を安くあげるには、完全版下を入稿するのがいい。要するに後はそのまま印刷するだけになっているものを自分で作るわけだ。以前は、版下というと厚紙に写植や写真を糊で張り付けたりしたものだが、今は全部コンピュータだ。なんでもフォトショップとイラストレーターが必要だという。写真も一般的なjpegでは解像度が低いらしい。両者…
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痕跡という日誌(7)

もう、へとへとだ。同じ唄を何度唄えばいいんだろう。彼は座り込んでしまった。どうしてもうまく唄えない。だいたい、繰り返し唄ったからといって本当に良くなるものだろうか?ここには彼の他には誰もいない。ミュージシャンもいない。OKをだすディレクターもいない。もちろん、機器を操作するオペレーターもいない。何人かのバンドで演奏するのであれば…
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痕跡という日誌(6)

近々電話します、とメールしてしまったので、彼はこの2、3日そのことを気にしていたが、今日はそうでもなさそうだ。もちろん電話してない。 アディオス・サンタマというギタリストがいる。アディオスは、彼のCDで少しギターを弾いている。二人は打ち合わせのほとんどをメールで行う。アディオスには独自のレコーディング・システムがあって、彼の音を聞きな…
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痕跡という日誌(5)

音楽はどこから聞こえてくるのか。音楽は、ラジオから聞こえてくる。音楽はカフェの天井から吊された黒くて小さいスピーカーら聞こえてくる。音楽は、携帯電話から聞こえてくる。短い音楽がいくつもいくつも聞こえてくる。街は音楽で溢れている。音楽は君と僕の間から生まれる。ちょうど真ん中辺りから聞こえてくる。君の音楽と僕の音楽がデュエットをする。お互い…
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痕跡という日誌(4)

ついに、こんなところまで来てしまったのかと、初めてその自動車工場に足を踏み入れた時、彼はそう思った。彼には、いくつか工場経験があったが、ここはその終着地点のように思えた。自分がポンコツの機関車かなにかになったような気がした。 眼に見えるものなら何であれ比較的短時間で絵に描くことができるという自負があったが、ここは当てはまらない。…
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痕跡という日誌(3)

ある暮れの夜、彼は山坂さんと会った。横浜のライブハウスで少し飲んだ。二人は始め、いくつもの倦怠期を経験した老夫婦のように押し黙って、飲みかつ食い、ライブをみた。そして、ほどよく酒がまわってきた頃、新婚カップルが明けていくのを惜しむ夜のように熱く語り合った。ステージには、ギターやピアノの弾き語りをするアーティストが四人続けてでてきた。その…
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痕跡という日誌(2)

トモは、夏にやってきた。ギターを抱えて名古屋からやってきたのだ。二人は久々の再会を喜び合い、その足で江ノ島へ出かける。スタジオには入らなかった。 サイゼリアの駐車場に車を停め、船で江ノ島の裏側へまわる。磯を眺めたあと起伏の激しい島の道を頂上までくる頃には、二人とも汗だくで暑さでフラフラになっていた。 彼が、展望台に登ろうかと促す…
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痕跡という日誌

彼は制作中のCDのジャケットに使用する写真を撮影するため海にでかける。スタッフは彼ひとりだけ、何から何まで手作りだ。 温和な気候、風もあまりない。ビーチまで歩いて8分の道のりを、カメラや撮影素材を両脇にかかえてトボトボいく。海水浴客が写ったら嫌だなあ、なんて二の足踏んでいるうちにこんなに寒くなってしまった。 さて、いい場所はあ…
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