進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド・オブ・ザ・ワールド

画像109シネマズ湘南、2015.09.23.wed. 16:25の回。

監督: 樋口真嗣
出演: 三浦春馬、長谷川博己、水原希子、ほか。


: 後編ね。
: うん。
: これはもう、何だか。
: 見てると頭バカになる系?
: うーん、というか。
: 嫌いじゃないんだけどなあ。
: 町山氏一体何やってたんだって感じなんだけど。
: あんなに映画のこと分かってる人でもいざ作るとなるとこういうことになっちゃうんだねえ?
: とにかく物語が破綻しちゃっている。
: 僕としては既に水原希子さんと石原さとみが可愛いので許しちゃおうみたいな気分になってる。
: ねえ、なんで石原さとみは呼び捨てなの?
: 自分だって。
: それはあなたが。
: だってまあそこそこ年配だし。
: 年配って。
: あのキャラ実は嫌いじゃない。
: 軍事オタクというか銃器マニアというか。
: 一貫して石原さとみに演技をさせないという姿勢が正しいと思う。
: まああの人の場合は何をやっても石原さとみな訳だから。
: そこを最初から放棄しているところが逆に清々しいよね。
: まあ、爽やかというかね。
: 僕は例の水原さんがらみの三角関係をもう少しネチネチとやって欲しかったんだけどね。
: まあねえ、すぐにバイオレンスの方向にいっちゃうから。
: 水原さんが無理矢理キスされてついうっとりしちゃう的な展開がねえ、欲しいというか。
: ちょっと甘酸っぱい感じがねえ。
: これさあ、いろんな映画から引用してくるのはいいんだけどさあ場面ありきで一貫したストーリーに
  乏しいんだよなあ。
: 「パシフィック・リム('13)」が出た時にシナリオのことでみんなが散々バカにしたわけだけどさあ、中
  学生が寝言で書いたみたいだとかさあ。
: あれはあれでねえ。
: 僕はとてもいいシナリオだと思っててね、ラストにすっきりとしたカタルシスがあったしね。
: 今回のはちょっとね。
: 根本的に相容れないお話がふたつくっ付いちゃってるというかね。
: そうねえ。
: だって途中で巨人の正体が明かされて内も外もないってことになってるのになぜかまだ穴を塞ごう
  とかいって。
: あれはだからとりあえず穴は塞いで置いて市井の人たちは守りつつ先鋭部隊が外へ出張っていって
  外界との折り合いをつけていこうってことでしょ?
: だからまあ、過渡期的な処置というか付け焼き刃的なさあ?
: うーん。
: だからそういう折衷的な作業に対してあんなにクライマックスで盛り上げようとしても感情的に無理
  があるというかね。
: 理屈としてはあれしかないと思うんだけど。
: だからあそこに触れちゃダメなんだよ、どうしたって矛盾するわけだからさあ。
: まあねえ、あのデブッチョの人の子供たちも死んじゃうわけだから。
: と思ってたら肝心の本人はなんか犬死みたいなことになっちゃって。
: 全体に人の生死に対して意識が軽いよね。
: そうなんだよ、部隊が全滅しましたって「いつの間に?」って感じだし。
: そう、いつの間にか皆んな死んじゃってて。
: なんか大衆をバカにしてるじゃないけど。
: 物語が首脳対決みたくなっちゃって市井の人たちは蚊帳の外っていうか。
: 市井の巨人たちも手持ち無沙汰でノコノコ歩くだけだし。
: 後編にも相変わらずの巨人の脅威みたいなものを織り込んで欲しかったよね。
: そうなんだよね、だからどんどん巨人の流入が止まらなくて爆破のタイムリミットがあって間に合うか
  どーかみたいな緊迫した状況がないしねえ。
: 一応、時限爆弾みたくなっていてあと何分とかなってるけど必然性が薄いんだよね。
: そう、ラスボスが云々じゃなくて巨人が人を食うってことが恐怖なわけだからさあ、そこは持続してく
  んないと。
: エレンがどうしたいのかイマイチよく分からないよね。
: あそこまでの話をしてシキシマが未だに穴を塞ぐために爆薬を使うと思ってること自体可笑しいよね。
: そうなんだよ、人の話はちゃんと聞けってことだよね。
: 爆薬といえば反乱軍がやっとの思いで強奪した爆薬もあんまり活躍しないしね。
: 全体に無駄の多いシナリオだよね。
: 町山氏、すべての伏線は後編で回収するって豪語してたけどほとんど出来てないよね。
: 全くといっていいほどね。
: マフラーの件ひとつとっても「あれだけかい !!」みたいなことだしさあ。
: なぜ巨人に性器がないかの説明も一切ないよね。
: あれはまあ、映倫がそれだけは勘弁してくれってことなんじゃないの?
: フリチンで来られた日にゃあ目も当てられないしねえ。
: あとこれはネットで散々指摘されてることだけど海が意外に近い件ね。
: あそこまで近いと壁越しにも磯の香りとかしそうだけどねえ?
: あれって結局、東京だったって話でしょ?
: まあねえ、「猿の惑星('68)」かってことだよな。
: てか「田園に死す('74)」じゃない?青森だと思ってたら実は新宿でしたみたいな?
: まあそれくらい近い。
: 最後のエピローグをとやかくいう人もいるみたいだけど。
: あんなの意味ないよ、別に。
: とやかくいう方が変よね。
: そうそう、あんなのないと思えばいいんだよ、「THE END」の代わりみたいなもんだよ。
: あと巨人の後頭部にもう一人のちっちゃな人がいるじゃない?
: ああ、あれは・・・
: あれはちっちゃな人が人型ロボを操縦してる訳じゃなくて。
: あのちっちゃな人は巨人の魂を擬人化したものというか。
: おバカならおバカに徹底すればよかったのにねえ?
: あそこの「2001年」みたいな部屋にしてもさあ、「おお !!新たな展開が」って思わせておいてただ
  そういう部屋がありましたみたいな。
: 「2001年」の場合は宇宙の果てにああいう部屋があるから壮大な訳でさあ、そこをただ画面だけを借り
  てきちゃうからスケール感が出ないというか。
: 発想が子供っぽいというかね、趣味的というか、ラストのミサイル挿入のシーンにしたって気持ちはわか
  るけどあんなの「WOOD JOB!('14)」でもやってたしねえ。
: まあどちらにしても大人の映画じゃないわね。
: でも嫌いじゃないんだよなあ、お金損したとも思わないし。
: そうねえ?
: まあ何といっても水原さんが可愛いから、それですべて許す。
: といわれてもねえ?
: だからせめて、長谷川博己も水原さんの乳ぐらい揉むとかねえ。美味しそうにリンゴなんか食べてる場
  合じゃないと思うけどなあ。
: そこなの?
: でもなあ、どちらかというと三浦春馬のおっぱい揉みそうな勢いだもんなあ。
: ねえ、そこなのー?







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