進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

画像109シネマズ湘南、2015.09.01.tue. 21:40の回。

監督: 樋口真嗣
出演: 三浦春馬、長谷川博己、水原希子、ほか。


: 世評ほど不味い映画じゃないと思うけれど。
: そうねえ、どーかなあ?これ前後編2部作の前編てことなのよね。
: そうだね、少なくとも後編を見たくなるようにはなっている。
: いいとこで終わるもんね。
: 最後の巨人対決、自分でも意外なほど盛り上がった。
: あそこは胸が空くわね。
: ワクワクした。
: これ原作は?
: 読んでない。
: アニメは?
: 見てない。
: ははーん、つまりあれね?あの枠ね。
: あの枠?
: だから脚本に参加している「ま」で始まる・・・
: ああ、だからそういう枠があるのかどーかわからないけど、そう町山智浩氏ね。
: やっぱり。
: 正直、樋口真嗣監督作品ということだけじゃ見に来なかったかもしれない。
: ただどう?題材としては割と好きな分野じゃない?
: そうだね、中島哲也監督でということだったらやっぱり見に来てたかもしれない。
: あらそう?
: いや別に、そーいうわけじゃなくて。
: どーいうわけよ。
: まあ、それはそれとしてさ。
: まあねえ。
: ただ町山氏には悪いけれどこれは映画の脚本という感じがしない。
: そうねえ、漫画のストーリーをただ追っただけというか。
: 映画的な膨らみがないというか。
: もっと本格的な群像劇にして欲しかったわね。
: なんかこう、もっと他にお話ないの?ていうかエレンとジャンの確執ばかりをしつこく描いたりしない
  でさあ。
: そうねえ、あまりにも一本道というかねえ。
: 「ブラックホーク・ダウン(01)」みたくできたらよかったのにねえ。
: それはちょっとハードル高くない?
: まあねえ。
: それは無理でしょ。
: 脚本の話に戻るけどね、映画に必要な才能って特殊だと思うんだ。どんなに賢くて豊富な知識が
  あっても映画を作ることに向かない人っている。逆に最初から撮れちゃった書けちゃったって人がい
  るのも事実なんだよなあ。
: そういうところは残酷ね。
: だから、脚本か演出かどちらかにそういう才能があればよかったんだけど・・・
: ねえ、さっきからけなしてばかりいるわよ。
: だからさあ、そんな才能のある人ってそうはいないわけだしそんなのばかり揃ったら超一流作品が
  できちゃうわけだからさあ。
: よく頑張ってると。
: 頑張っている、嫌いじゃない。
: 私は気持ち悪くてあまり好きなタイプの作品ではないわね。
: やっぱり、巨人が人を捕食するということがそれなりにちゃんと描けていることに好感を持つなあ。
: 気持ち悪いわあ。
: これすぐに連想するのはゴヤの「わが子を喰らうサトゥルヌス」だね、これは町山氏もいっている。
: あからさまね、映画全体が「動くゴヤ」っていうか。
: 「動くゴヤ」って。
: 私も原作読んでないから知らなかったけど巨人てみんな大きいだけで普通の人型なのよね。
: 僕もそれは思った、全部冒頭に出てくるタイプの巨人かと思っていた。
: あれカッコイイもんね。
: でもよくあんな気持ちの悪いものがコンビニのイメージキャラに選ばれたりするよね。
: この国ってほんのりと病んでるのかもね。
: 演出についてとやかくいう人がいるけれども。
: ああ、あのグラサンかけて頭禿げてる人ね。
: そーいう表現もどーかと思うけども。
: 演出もよく頑張ってるんじゃないの?
: 僕はそれほど違和感なかったけどなあ、石原さとみのキャラだって全然有りだともうし。
: うーん、難しいわね。
: 一つだけ気になったのはシキシマの配役かなあ。
: 長谷川博己ってやっぱり善人顏だもんねえ?
: そーなんだよ、もっと嫌な感じのする人じゃなきゃ、例えるなら前田吟じゃなくて西岡徳馬みたいな。
: その例えもどーかと思うけどまあ、そーいうことよね。
: だってあの二人はけっこうお似合いに見えちゃう。
: そーなのよ、三浦春馬の出る幕じゃない。
: 明らかに選択の間違ってる感の出る嫌な感じの、でも気持ちは分かるみたいな。
: 誰がいいのかな?
: そーねえ、海老蔵とか。
: ああ、でも嫌な感じはしないし三浦春馬じゃ太刀打ちできないでしょ。
: いい男だけどなあ。
: なんかそれって、自分のタイプってことだけじゃないの?
: バレた?
: 見え見えなんだよな。
: じゃあ水嶋ヒロとか。
: おお!!いいね、それでいこう。
: あと演出に緊迫感がないという意見もあるけれど、野営地に見張りも立てないのかとか。
: ああ、その件ね。僕が思うにこのお話って主人公の妄想が現実化したような悪夢的側面が
  強いから細かい辻褄って合ってなくていいと思うんだよね。
: 何だかなあ、それも。










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