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<<   作成日時 : 2018/07/11 17:27   >>

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横浜ブルグ13、2018.06.09.sat.22:00の回。

監督:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン、ルーカス・ヘッジス、ティモシー・シャラメ、ほか。


: とってもキュートな映画だ。
: このシアーシャ・ローナンの何といったらいいのか、平たくいえば演技力というか。
: イケてなくて痛いんだけれどもチャーミングという絶妙のバランスを達成している。
: 子役の頃から素晴らしかったけれど今や押しも押されぬ若手演技派の最高峰の1人じゃない
  だろうか?
: 美貌ということだけでいえばティーンエージャーの頃の彼女は本当に美しかった。
: 「つぐない('07)」とか「ラブリー・ボーン('09)」の辺りね?
: 「ハンナ('11)」の時には既にアクションシーンなんかでは身体が重そうだったから。
: アクションはあまり得意じゃないのかもしれないわね。
: じつは彼女はまだとっても若いんだよね。
: だから逆にいえば「ブルックリン('15)」のような重厚な役のできることの方が驚きなのかもしれない。
: あの映画ではもうすっかりベテランのようだった。
: 最近はあまり美貌の役は回ってこないようだけど。
: 僕の見たところ彼女は役柄に合わせて少し太ったりダサかったりしているんだと思う。だからそうい
  う役さえ与えられれば今でも超美形であり得るんだと思う。
: この「痛い少女もの」というのはもはや一つのジャンルとして確立したかのように見えるね。
: 「スウィート17モンスター('16)」とかグレタが自ら主演した「フランシス・ハ('12)」とかね。
: ドジで間抜けなんだけどそこが可愛いというキャラは少女漫画の定番でもある。
: 本作の主人公はドジで間抜けというよりは自意識過剰というかより「痛い」感じね。
: つまり、一昔前なら脇役の1人に過ぎなかったようなキャラが今では主役を張ると。
: 世の中はより人権的になってきている?
: グレタ・ガーウィックという人のイメージはまさにそういう感じだね。
: フェニミズム運動のトップランナー的な?
: そうかな?この間も自身が過去にウディ・アレンの映画の出演したことがあるという事実を非常に恥じ
  ているみたいな発言をしていたね。
: ウディ・アレンもなあ、何というか。
: 「レディ・バード」という名前は本当に素敵だと思うんだよね。
: こればっかりは英語での響きや意味の問題もあるから何ともいえない。
: これは半自伝的作品といわれていて。
: グレタ・ガーウィグ自身がかなり痛い感じの女の子だったと。
: いや、それでね、シアーシャがあまりにも素敵なのでその辺のニュアンスがかなり歪曲してしまって
  るような気がする。
: この作品は普通に考えれば巷に大量に生息する「痛くてイケてない」感じの女の子たちを励ます役
  割を担っている訳だよね?
: そうね、自分らしいあなたこそが素敵なのよ、みたいなことかしら?
: ところがね、一つはシアーシャが可愛すぎる件。
: いーえ、それはあなたが欲望に汚れた視線で彼女を見誤っているからで、この作品のシアーシャは
  決して可愛過ぎないわよ。
: そうなんだよね、あまりにもイケてないんで途中ふっと我に返って僕は何でこんな女の子を応援して
  るんだろうって一瞬不思議な気分になったりして。
: そうなのよ、彼女が痛過ぎて共感できない瞬間があるのよ。
: ただ作者のグレタはその後自分がいっぱしのクリエーターになったという自負があるからこれでもか
  とイケてない女の子(自分)を描く。
: だからある瞬間にこの映画がイケてないティーンエージャーを応援するどころか彼女たちの心に刺さ
  り過ぎてしまうのではないかという懸念があるわ。 
: 逆に彼女たちを傷つけてしまう?
: うん。
: それはどうかな?僕はそういう心配はあまりしなくていいんじゃないかと思うんだけど、前にテーラ
  ー・スイフトのライブ映像を見た時に、やっぱり彼女はイケてなかった少女の頃のことを自伝的に歌
  うんだけれどもう会場を埋め尽くした何千というイケてない女の子たちがその歌を大合唱していて。
: なんだか怖いわ。
: だからね、誰も自分がそこまでイケてないとは思ってなくて、ある種の優越感で持って歌なら歌、映
  画なら映画の主人公を見ているんじゃないかな?
: 優越感?
: そう、微かな優越感込みの共感というか。
: 何だかますます痛いわね。
: だって真実ばかりが世界を良くするとは限らないだろ?
: ある程度の勘違いが存在しないとこの世の中は過酷すぎると?
: そう、現実は想像する以上に厳しいってことだよ。
: 何だか、寂しくなってきちゃったな。
: あと特筆すべきはルーカス・ヘッジス、ティモシー・シャラメといった当代切っての若手イケメン男優
  がサラリと配役されているところだね。 
: 作者の趣味なのかしら?
: 確かに彼らがいれば現場が楽しくなるかも。
: それはともかく、この映画の散文的な語り口は面白いと思った。
: 必要以上に加工しないというか、見る前に想像したよりもはるかに素朴な作りになっているわね。
: そうなんだよ、見る前には何だかんだいってもレディメイドな仕上がりを予想していたから。
: そういう一見粗雑な作りに見えるところもこの作品のチャームなんじゃないかな?
: やっぱり、シアーシャ・ローナンをキャスティングした時点でこの映画は「勝ち」だったんだろうね。
: おそるべき才能という気がする。
: どっちが?
: んー、シーちゃんの方。
: えへん。
: ・・・・・
: ・・・・・




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