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zoom RSS 30年後の同窓会

<<   作成日時 : 2018/07/09 17:50   >>

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横浜ブルグ13,2018.06.09.sat.18:25の回。

監督:リチャード・リンクレイター
出演:スティーブ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーン、ほか。


: こういうメンタリティというのは日本人にはちょっと難しいのかもしれない。
: そうねえ?日本には純粋な軍隊というものがないから。
: お国のために命を捨てるというのは今の日本ではただの「悪」になっちゃってるからね。
: 戦争放棄の国だからそれは仕方ないのかしら?平和ボケといえば平和ボケだろうし。
: この主人公の3人組はベトナム帰還兵なんだよね。
: 酷いトラウマを抱えてその後の人生を送らなければならなかったわ。
: 1人は人生をリセットするために聖職者になった、もう1人は安酒場のオーナー、あともう1人は割と普通
  に暮らしていた。
: まずここで良く分からないのが自分が戦場で散々酷い目にあっておきながら息子をむざむざと軍人に
  してしまう感じ。
: 分からないんだけどこの映画全体を通して見ると何となくこういうことなのかな?という風景のようなも
  のが浮かび上がってくる。
: そうねえ?軍隊に入ったからには命は国に捧げたものとするというのは・・・
: もちろんそれは誇りなんだろうけれど。
: 命を賭して打ち込めるもののある人生というのはやっぱり素晴らしいのかしら?
: ただ彼らは非常に欺瞞的な戦争というものを体験してるわけじゃない?
: まさに泥沼のような救いようのない戦争だったんだものね。
: 戦争に良いも悪いもないような気もするけどね。
: 戦争では勝つか負けるかでは全然その評価が違ってきてしまうというのはあるんじゃないかしら?
: まあね、第二次大戦では戦勝国はナチに代表されるファシズムの台頭を阻止したということになってい
  るからそこで活躍した人たちは当然英雄ということになる。
: 日本は敗戦国だからそういうものは存在しない。
: オールスターゲームのMVPが勝ったチームからしか選出されないのと同じ理屈だ。
: だから・・・何でも野球に例えるの止めなさいってば、かっこ悪いなあ。
: ただ現在の日本の置かれた立場というのは世界的に見ても特殊なのかなという気もするね。
: 確かに、ドイツやイタリアにも正規の軍隊はあるわけだから。
: 軍隊のある国ってちょっと想像がつかないけれど、自衛隊には戦死者っていうのはまだいないんだよ
  ね?
: 戦死者は出ていないはずだけど事故や自殺による死者は相当数あるらしいわよ。
: うーん、ただそういう国家とか軍隊だとかという大きな理屈とは別にダブルスタンダードじゃないけれ
  ども軍人として生きる人生みたいなことがあるんじゃないだろうか?
: この映画を見る限り確実にあるでしょうね?
: 例えば軍人である以上は国に命を預けたという建前にはなっているけれど、戦場では国防という大義
  よりも仲間との連帯感の方が強くなったり。
: それはいろいろな戦争映画で描かれてきたわね。
: 戦場ではお国のために戦うのではなくごく身近にいる仲間を守るために戦う、というか。
: そういう意識がモチベーションになっているのかしら?
: それと同時に軍人として生きる以上その死も英雄的でなくてはならない。
: 本作の登場人物ドクの息子の死因は完全なる犬死にだったことが中盤明かされるわね。
: そこで重要なキーマンとしてJ・クィントン・ジョンソン演じるワシントンというキャラが出てくる。
: 彼がとにかく可笑しいのよね。
: 彼はドクの息子の亡くなった時の現場に居合わせていて彼の死が無駄死にだったことは重々承知し
  ているんだけど、だからといって軍人としての自負みたいなものは全然揺らいでいない。
: その死因を隠蔽しようとする上官に対しても特に反抗するでもなくやっぱり命令は絶対なものだと受
  け止めている。
: ベトナム3人組とその息子世代となるワシントンの関係は興味深いよね。
: 中年オヤジの3人組は特にたちが悪いから任務遂行中のワシントンにあれやこれやの悪ふざけを
  仕掛ける。
: 彼のインチキくさい無表情さが笑えるんだよね。
: 悪乗りジョークに堪えきれず吹き出してしまうところとかとっても可愛いわ。
: この物語は人生の非情で理不尽な部分を描いているのだからいくらでも深刻になれるところを彼のよ
  うなキャラを登場させてコメディタッチにしたところがミソだね。
: ただ、全体を軽いタッチで描いたからこそその底に流れる文化?の違いのようなものが痛烈に感じら
  れたわけよね。
: ワシントンの上官のウィリッツ大佐を演じたユル・ヴァスケスもいい味を出していた。
: なぜか顔面蒼白でね、でもやっぱりどこかコミカルなのよね?
: エンディングで流れるボブ・ディランの「Not Dark Yet」が、やっぱり良いよね。
: 非常に厭世的な歌詞だけれど。
: 「おれの魂が鉄に変わってしまったかのようだ」とか「時々、おれの荷物は背負えるより大きい
  気がする」とか、極め付けは「おれの人間性はもう流れ落ちてしまった」かな?
: それは劇中のサルのいう「人生は減っていく」というセリフと呼応しているわね。
: 生きるということは「死に至る病」な訳だから。
: 命を燃やすしかない?
: どうなのかな?とりあえずボヤくらいは起こしても良いかもね?
: ボヤねえ?










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