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<<   作成日時 : 2018/06/11 21:57   >>

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川崎アートセンター・アルテリオシネマ、 2018.05.18.fri.19:20の回。

監督:ジョン・キャロル・リン
出演:ハリー・ディーン・スタントン、デビッド・リンチ、ロン・リビングストン、ほか。


: ハリー・ディーン・スタントンの遺作ということだけれども。
: 生涯一名脇役として全うした彼が最後にこういった作品を残したことについて。
: まあ、良かったんじゃないかな?
: よく頑張ったご褒美のようなものかしら?
: そうだね、生涯100本以上の映画に出演して幅広く活躍したといっていいんじゃないかな?
: 特に印象に残っているのは?
: やっぱり「デリンジャー('73)」のホーマー・ヴァン・ミーター役かな?
: あの「今日はツイてねえや」という捨て台詞は面白かったわね。
: 73年にはペキンパーの「ビリー・ザ・キッド/21才の生涯」にも出演している。
: あれも小さな役ながら美味しい場面がちゃんと用意されていたわ。
: ビリーに馴染みの娼婦を横取りされるしょぼくれたガンマンの役だった。
: あれはあれで色男の役回りなのよね?
: そうだね、君は?
: 私は「パリ、テキサス('84)」ね。
: それ、あんまり良く覚えてないんだよなあ?
: 映画を?
: ううん、彼を。
: ふーん?
: 映画もね、ナスターシャ・キンスキーが子供を抱きしめるシーンくらいしか覚えてない。
: あれは人を抱きしめるということについての映画だったんじゃないかしら?
: ふーん?
: 他には?
: どうかな?特にないというか、出てくれば「ああ」とは思うけれど、まあそこまで思い入れがないの
  かも?
: 実は私もそうかもしれない。
: だから、純粋にこの作品自体を楽しみにしてたんだけれどね。
: そうね、で?どうだった?
: どうなのかな?僕は正直、彼の最後の作品という以外の価値を見出すことはできなかった。
: そうねえ?彼の熱烈なファンにだったらこれで良かったのかもしれないけど。
: そうだね、ほぼ全編に渡って彼のドキュメントといっていいんじゃないだろうか?
: ほとんど当て書きなんだろうしね。
: ただ、そこまで練られたシナリオかっていうと、とてもそういう風には見えなかった。
: まあ何というか、思いつきの連続みたいな感じで。
: 人の生き死にに関することって語ろうと思えばいくらでも語ることは可能だ。
: そうねえ?人生って悟ったと思っても思ってもまた覆るようなとこあるし。
: まあ一種の禅問答みたいなもので意味があるっていえばあるんだろうけれど。
: そういうことを真正面から描いているのであればそれはまたそれで何というか、面白さもあるんじゃな
  いかしら?
: この作品に関してはまあちょっと雰囲気勝負みたいな感じだったかな?
: お膳立てがね、いかにも西部といった荒野に老人が一人暮らしでね。
: 馴染みの酒場があって、風変わりな友人たちがいて。
: ただこの作品に関してこういうことを書き立てること自体どうなのかな?という気持ちもある。
: そうねえ、何もそんなに目くじらを立てる必要もない訳だし。
: そうなんだよねえ?
: これ、そもそも「石渡村」と2本立てで見るというのが間が悪かったんじゃないかしら?
: 確かにねえ?あっちはドキュメンタリーなのにいかにもこってりしたドラマがあってねえ。
: 逆にこっちはフィクションという体であるにも関わらずドラマ性が希薄という。
: だからこそ逆にミスマッチで良かったともいえるのかしら?
: こういうことってあんまり「逆に」とかいい出さない方がいいんじゃなかな?
: それこそ禅問答になってしまう。
: ああ見えてかなりの出たがり屋さんであるデヴィッド・リンチがまた嬉しそうに。
: いいんじゃなかな?それはそれで。
: 段々、投げやりになってない?
: まあでも、良かったんじゃないかな?大団円というか。
: そうね、愛されキャラという気がする。
: 憎めない感じで。
: 何か、お通夜の席みたくなってない?
: 故人を偲ぶ的な?
: そう。
: 彼が実際にはどういう人だったか全く知らないのにね。
: そこがまたいいのよ、彼は作品に応じてどんな人にでもなれたんだから。
: そうやって話をまとめようとする。
: そういう訳じゃないけど、何といったらいいか。
: ねえ、それもそうだけど、さっきから私たち2人の役割分担が相当いい加減になってきてるわよ。
: そうだっけ?
: 発言が交互になってないし。
: そりゃあ、1人が続けて喋ることだってあるさ。
: でも、一応男女の会話っていうことになってるんだからその辺のキャラ分けは踏まえておかないと。
: そういうもん?
: そういうものでしょ?
: そっかー、そういうもんかー。
: だからまたそうやって投げやりになるー。
: そんなことないってば、でもお通夜の席って久しぶりに会う人たちが多いから初めは何だかしんみり
  してるんだけれども段々昔話に花が咲いたりして普通の宴会になってたり。
: 妙に寂しいよりも賑やかない方が故人も喜ぶんじゃないかしら?
: 故人にもよるんじゃないかな?
: こんな異国の地でねえ?
: だから、お通夜じゃないってば
: ・・・まあね。
: ・・・・・・・。

: こんなところかな?
: そうかもね。










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