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zoom RSS 君の名前で僕を呼んで

<<   作成日時 : 2018/06/03 18:23   >>

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横浜ブルグ13、2018.05.03.thu.21:30の回。

監督:ルカ・グァダニーノ
出演:アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、エステール・ガレル、ほか。


: ほぼ完璧。
: ???
: 本年度、暫定ベストワン。
: これはこれは、素人が上から目線で。
: 素人?
: 年間それほどの本数も見ないくせに、ベストワンて?
: それもそうか、でも大好きな作品だ。
: 私も好きよ。
: ただまあ、ちょっとズルいなっていう気がしないでもない。
: というと?
: だって、南イタリアの田舎町で夏休みを過ごすんでしょ?季節はいいし景色もいい、食べ物だって美
  味いだろうし、おまけに主人公は美少年で才能豊かでそのお相手もイケメン、考古学かなんか研究し
  ちゃってさあ。
: 確かにまあ、少女漫画だってここまでテンコ盛りだと嘘臭くなっちゃうかもね?
: そうなんだよ、ところがそこにティモシー・シャラメという稀有なキャラがいるせいで色々説得され
  てしまう。
: まあいい感じよね。
: もちろん引っかかろうと思えば色々気になる点はある。
: 例えば、このストーリーが現実の自分の身近な空間では成立しないことは知っている。
: そりゃ、もちろん映画なんだしフィクションだしね。
: そうだね、この世界観は現実にはあり得ないんだろうか?
: どうなんだろう?イギリスだったらどうなんだろう?
: イギリス本国ではダメでも南イタリアの避暑地ならどうなんだろうか?
: お国柄の問題なのかしら?
: どうかな?近未来だとしたら?
: SF?
: それはともかく、思春期に特有の通過儀礼的な憧れが恋愛形態を伴って現実化すると。
: それは同性異性を問わず、しかも肉体関係付き。
: そこがねえ、どーなんだろうか?
: 私はそこにこだわる必要はないと思うんだけど。
: そうなのかあ、例えばエリオとマルシアの関係について女性の立場から。
: そうねー、あれじゃあ砂が入っちゃうんじゃないかなあ?
: 確かに。
: もうちょっと小綺麗な寝室みたいなところでしたかったわあ?
: あんな風に振られたら?
: 彼女には最初から分かってたんじゃないかな?
: 振られるってことが?
: それもそうだけど、だいたい全部。
: そっかー。
: 好きな人のことは何だって分かっちゃうものよ。
: んー。
: 単刀直入でいいじゃない、本人がそういってるんだからどうしようもないわよ。変に隠されたりするよ
  りずっといい。
: じゃあ、エリオとオリバーの関係について。
: この映画ではそれが本来的なゲイの資質なのかあるいは思春期にあり勝ちな憧れの発展形なの
  かっていうところを非常に曖昧に処理している。
: そうだね、ゲイというかバイというか。
: そういうこともあるし、それはお父さんの告白のあった後でも解決されないというか、よりボンヤリとさ
  せているわね。
: あそこ要るかなあ?
: 私はあったほうがいいと思う。
: そう?
: だってあれがないとあのご両親はただの物分かりのいい人たちってことになっちゃうじゃない?
: それでいいような気もするけど、お母さんは本当に心の広い人だと思うし。
: あの告白で物語の深みが増したっていうか、ある種の継承というか。
: そういう深みは要らないんだよ、自分のこといってんじゃねえよ。
: パパになんて酷いこというの?
: だってウザイんだもん。
: 確かにねえ?だから何って話よねえ?
: 女子中学生なんかには擬似的な同性愛志向みたいなものがあるんじゃないのかな?
: バスケ部の先輩に憧れたり親友と手を繋いで歩いたり?
: そうそう。
: それこそ少女漫画の読み過ぎなんじゃないの?
: そういうもん?
: そりゃそうよ、誰だってキスしたり身体触り合ったりくらいはあるものよ。
: そういうもの?!
: どうかしら?
: 実はいうほどそういうことに拘ってるわけじゃない。
: あらまあ?南イタリアと夏とティモシー・シャラメ君が全てを帳消しにしていると?
: もちろんそれもあるけど、僕はこの作家の演出力というか画面処理というかそういうものがとても気に
  入ったから。
: それは私もそう思った。変ない方だけどこの題材でなくてもこの作家の描くものだったら大体面白いん
  じゃないかって。
: 僕は場面転換のシャープな感じが好きだった。
: カットのつなぎが?
: そうだね、激しいパンの瞬間に次のシーンにつながったり。
: そういうのちょっと違和感だったけどな。
: ラブロマンスとか青春ものとかのテイストではないんだよね。
: ふーん?
: だから彼が今度伝説的ホラーの「サスペリア」をリメイクすると聞いて正に適材適所って思ったね。
: 私もそれ聞いた、いつ公開するのかしら?
: まだまだ先じゃないかな?作り始めたばかりじゃないんだろうか?
: ふーん?
: 後はラストシーンかな?
: あの、顔のアップがずっと続くやつ?
: そう、あそこでね、あの場面がどう終わるのかなってずっと注目して見ていた。
: まあ、どう考えてもあれがラストシーンだなってことは大体予想つくもんね。
: うん、それでまあ、非常に素っ気なく唐突に暗転してしまうのかな、とかね。
: 物語の全般がそうであったように?
: まあ、そうかな?
: ああいったシーンの終わり方は?
: ああいうのを予想しなかったわけじゃないけど、あれで良かったんじゃないかな?
: そうね、優しい終わり方だったような気がする。
: ウディ・アレンだったらああはいかないと思う。
: 彼は意地悪だから。
: そういうのも好きだけどね、僕はいつもそれで泣いちゃうんだけど。
: そういえばいつも泣いてるわね。
: これはもう理屈じゃないんだけど、条件反射みたいなものかな?
: どこかにスイッチがあるのよね?
: そうだね、どこかな?
: どこかしら?
: ここかな?
: ぶつわよ。










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