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zoom RSS シネコヤCINEKOYA 9月(下)

<<   作成日時 : 2017/10/05 00:00   >>

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「スウィート17モンスター('16)」
監督・脚本:ケリー・フレモン・クレイグ
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ウディ・ハレルソン、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ほか。
SINEKOYAシネコヤ、2017.09.24.mon.19:30の回。




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「フランシス・ハ('12)」
監督・脚本:ノア・バームバック
出演:グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、アダム・ドライバー、ほか。
SINEKOYAシネコヤ、2017.09.28.mon.16:00の回。


: これは2本とも「非モテ系女子」の主人公ね。
: そうだね、かたやティーンエイジャーかたやアラサーとあって趣はちょっと違うけどね。
: 同じような題材を扱っているにもかかわらず映画としての作風は真逆といっていいかも。
: まず「スウィート17モンスター」。
: 主役のヘイリー・スタインフェルドのイケてないぶりがかなり痛いわね。
: この成り切りが潔いというか、かなりの売れっ子でとても可愛いのに何の不細工メイクもなしに強烈に
  ダサくて説得力がある。
: 洋服の着こなしも垢抜けないし拗らせている感じが何ともいえないわ。
: 体形がポッタリしてるからだろうか?
: 演技力じゃないかしら?
: 確かに、冴えない表情が本当に上手い。
: 憂鬱というにはあまりにも幼くて、何ともいえない自業自得感。
: そう、全部お前が悪いんじゃん、みたいな。
: でも、分かっていてもどーにもならないことってあるわよね。
: あるね、若いと特にある、そういう感情ってすっかり忘れちゃったなあ。
: 大人になってしまった?
: 大人になんかなってないけど歳だけとって、生き損なってしまったなという残念な感じはあるかもね。
: 生き損なったって、それあなたを慕ってくれてる周りの人たちに対して失礼じゃない?
: そうだね、失礼だと思う。
: じゃあ撤回しなさいよ。
: そうだね、この主人公の彼女はこれからまだまだどんな風にでも生きられるよね。
: なんか年寄りくさいわね、逆に人生ってそんなに簡単なものじゃないわよ、きっと。
: というと?
: いくら若くたって無限の未来があるわけじゃない、人にはそれぞれ分ってものがあるんだから。
: そうだなあ、寂しくなっちゃうなあ。
: ただいくらリア充で勝ち組に見えてる人にもそれなりの葛藤はある。
: 中々そういうことに気づけないけどなあ。
: 逆に勝てば勝つほど軋轢は大きくなるのかもしれない。
: それはまた別の話という気もするけどね。
: まあそうかな。
: 彼女も自爆しているというか自ら墓穴を掘っているという自覚はあるんだけど打開策がない。
: それでまたどんどん自分を嫌いになってしまうという悪循環よね。
: 自分だけが貧乏くじを引いてる気になってしまう。
: 人の痛みを知るなんてことはそうそうできることじゃないしね。
: だけどせっかく自分のことを好いてくれる男子がいて彼女も少なからず好感を抱いているのに訳の分
  かんないチャラ男とエッチしようとしたりして頭悪すぎてイライラする。
: そういうものよ、スパッと割り切れたら苦労はないわよ。
: どういうふうに大人になっていけばいいんだろう。
: 極々身近な人を大切に思うということ以外にないんじゃないかと思うけどなあ。
: それはさておき、この画面全体に漂う居た堪れなさは何だろう?
: 全体的になんか気まずいわよね。
: どんよりしてるというか、内容に合わせてわざとやってますよってことだとは思うけど。
: これ、でも、見ようによっちゃあ下手くそに見えてしまうよねえ?
: ちょっと苦手なんだよなあ、こういう感じ。
: でも現実の日常って映画のように洗練されてる訳じゃないし場合によっちゃあ下手なコントみたいな局
  面だってあるじゃない?
: そうだねえ、ただもう一方の「フランシス・ハ」はその辺とてもスッキリしている。
: とにかく軽快でテンポがいいし画面がリズミカルね。
: わざわざ白黒画面にしているのもスタイル重視な感じが伝わってくる。
: 描かれていること自体はやっぱり居た堪れない類のことなんだけれどもスイスイ話が進んでいくからス
  トレスなく見ることができるわね。
: 主人公が街を走るシーンとかも本当に爽やかだ。
: 年齢的にいってもすでに生き方の基本は出来上がっているしあとは具体的な問題をクリアしていけばい
  いというような違いはあるわね、前者とは。
: まあその分はっきりとした挫折が描かれる。
: この場合もやっぱり状況を受け入れる以外に先に進む方法はないのよねえ。
: 自分のことを親身になって考えてくれる人の話を聞くとかね。
: 同じ監督の「ヤング・アダルト・ニューヨーク('14)」を見たんだけどもう少し複雑な世界観を描い
  ていたね、作品のスタイルもまたちょっと違っていてしっとりとした人間ドラマになっていた。
: そうね、もう少し人生のダークサイドへ踏み込んだというか。
: 2作品に共通して出演しているのがアダム・ドライバーだ。
: 最近やたら見るわね、この人。
: そうなんだよ、「パターソン(’16)」にも出ていたしね。
: 「沈黙-サイレンス-('16)」や「スター・ウォーズ/フォースの覚醒('15)」にも出ていたわね。
: でもそういう大きな役よりも市井の人を演じた時の彼は本当にチャーミングだね。
: 今までに見たことのないキャラを持っているわ。
: 顔つきは一見ワイルド系なんだけどとてもナイーブな役もできるしもちろんちょっと悪い奴もできる。
: 「ヤング・アダルト・ニューヨーク」では策を労することに悪びれない野心家の新進映像作家をとて
  も自然体で演じていたわ。
: ドライな考え方をしているにも関わらず妙に人懐っこかったり複雑なキャラを巧みに表現していた。
: 得体が知れないのに嫌いになれない感じというか。
: 「フランシス・ハ」というタイトルの意味の明かされるラストは感動的だ。
: 何から何までこの世界にフィットする必要なんてないんだという宣言のようにも受け取れたわ。
: 自分らしく生きていけばいいんだってことなのかな?








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