e-x-m-s

アクセスカウンタ

zoom RSS ムーンライト

<<   作成日時 : 2017/04/21 15:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0



画像



109シネマズ湘南、2017.04.11.tue.15:45の回。

監督: バリー・ジェンキンズ
出演: アシュトン・サンダース、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、ほか。


: お墨付き映画。
: アカデミー賞作品賞受賞作だもんね。
: どこからも悪い評判聞かないし。
: 授賞式ではトラブったけど。
: あれはびっくりした。
: でも「被害者」のエマ・ストーンも絶賛。
: その「ラ・ラ・ランド('16)」はひどく嫌う人がいて賛否両論だったけどこれはまあ概ね好評のようね。
: インディペンデント映画みたいなものかな。
: お金がなくても頭使えば何とかなる。
: 物語は3部構成になっていてそれぞれ主人公の幼少期、少年期、青年期に分かれている。
: 大人になった彼があまりにも人相が変わっていてびっくりするわね。
: マッチョになってるし。
: 幼馴染のケヴィンの方はいい感じに枯れた男前になっている。
: 面白いしいい映画だとは思うけどそこまで絶賛するというのは・・・
: こういう体験をする度に映画を見る自分の眼力を疑ってしまう。
: 何度となく書いていることだけど褒められて映画を見にいくとロクなことがない。
: どうしてもハードル上がっちゃうから。
: ところが、評判通りいい映画だなあと思うこともある。
: その違いって何なのかしら。
: 以前、ジャン=ピエール・ジュネの「ロスト・チルドレン('95)」という怪奇映画を見たときに何で
  こんなに面白いんだろうって思ったんだけど。
: 何か理由があったの?
: 色々考えた結果、女の子が可愛いからだって結論に達した。
: 何それ?
: つまりね、非常に綿密に作り込まれたウェルメイドな映画だったんだけど、でもそれだけじゃあただ単
  に装飾過多のグロテスクな代物になってしまう。
: そこをその女の子が救っていると。
: 救っているというか相乗効果として映画をとても輝かせていた。
: で?
: だからね、この映画の場合もね主人公を演じた俳優たちをチャーミングと感じるかどうかで作品の評
  価は分かれるんじゃないだろうか。
: キャラ造形の腕前というよりは個々の俳優が自分の好みかどうかっていうことね。
: そうなんだよ、もっといえば幼少期の子役を可愛いと思えるかどうかに全てはかかっているといって
  もいい、やはり丁寧に作り込まれた映画だからそこさえクリアされれば作品の美点は次々に目に飛
  び込んでくる筈だ。
: あの男の子可愛くなかった?
: そうだね、序盤では何で喋らないんだってとてもイライラした。
: それはだって置かれた境遇があまりにも過酷だったから素直になれなかったのよ。
: 僕は彼の反抗的な眼差しが気になって素直に同情することができなかった。
: 同情なんかしなくても・・・
: 同情というか、共感?感情移入みたいなもの。
: そこはわざと素っ気なく描いてるんでしょ?
: だから構造的にはそうであっても理屈を超えて演者に共感できる何かというか。
: 俳優の好き嫌いってこと?
: 今回の場合はそうじゃないかなあ?
: ふーん、三人一役なんだけど、3人の中ではどう?
: 僕は少年期を演じたアシュトン・サンダースが一番しっくりきた。
: 最もヘタレの時期ね。
: まあ確かに、後ろ盾だったチンピラの親分が死んじゃって大変だったのかな?
: 驚くのがあの年頃になってもいじめっ子が執拗に彼にまとわりついていることだよね。
: 逆に好きなの?みたいな?
: あれはやっぱりゲイに対する偏見のせいなんだろうか?
: どうなのかなあ、他に娯楽のない土地のせいなのかもしれない。
: 青年になった主人公は身も蓋もない人間になっちゃってるんだけど。
: 久々に再会した友人のケヴィンもかなり引いていたわね。
: でも彼にもその責任の一端はあるんだよね、あんなに慕ってくれた主人公を酷い形で裏切ったんだ
  から。
: あの時のケヴィンは周囲の圧力に負けたというよりは自分自身の苛立ちを処理し切れなかったん
  じゃないかと思う。
: 彼はもう少し違った形の友情が欲しかったのかもしれないね。
: その揺らぎが主人公にはとても思わせぶりに見えてしまう。
: 僕がこの映画を見て思ったのはね、ある種の愛情を感じあったもの同士というのはどれだけ時間が
  かかったとしても結局は許し合うんだから後から修復が難しいほどあんまり深く傷つけ合わない方が
  いいんじゃないかってことだな。
: それができれば苦労はないってことよ。
: そりゃそうなんだけど。
: 主人公はあの後どうなっちゃうのかしら?
: どうなんだろう?誰かに恨みを買って殺されちゃうんじゃないかな?
: そうねえ、うーん。
: 話題の映像処理については?
: 僕はもっとコテコテにいじってあると思っていたからいつになったらその場面になるんだろうくらいに
  思っていた。
: さりげない箇所に手がかかってるってことね。
: どちらにせよ地味な映画であることは間違いない。
: 感受性の鈍いあなたにはピンとこなかった。
: いや、だからいい映画だって思ってるよ。
: いい映画だけど地味だからつまんない。
: いや、そうじゃなくてね、例えば昔のブレッソンとかデ・シーカとかでもやっぱり地味なんだけどよく
  よく見直すと映像がどこかゴージャスなんだよね。
: ゴージャス?
: うーん、何といったらいいか。
: この映画は映像がショボいからから好きになれないと?
: 好きか嫌いかっていわれたら好きだけどね。
: はっきりしないわね。
: だから、好きだっていってるじゃん。
: じゃ、キスしてよ。
: 別に、いいけどさ。
: キスした後にぶたないでよ。
: ぶたないよ。
: グレちゃうんだから。
: 脅かすなよ。
: グレちゃってマッチョになって金々のマウスピースしちゃうんだから。
: で最後は殺されてしまうと。
: 死なないわよ。









テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ムーンライト e-x-m-s/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる