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zoom RSS ジャッキー ファーストレディ 最後の使命

<<   作成日時 : 2017/04/13 19:06   >>

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名古屋・ミッドランドシネマ2、2017.04.02.sun.16:40の回。

監督:パブロ・ラライン
出演:ナタリー・ポートマン、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ほか。


: こういう厳しい映画を久々見たような気がする。
: 厳しくて端正な映画。
: たまにこういう映画を見ると背筋がシャンとするかも。
: ケネディ暗殺直後の4日間を中心にその前後のジャクリーン夫人を断片的に描いている。
: JFKのプロデューサーとしてのジャクリーンに焦点を当てている感じだね。
: ケネディの女性関係のスキャンダルなどには一切触れてないわね。
: そういう夫婦のドロドロしたことはバッサリと割愛されている。
: または、邦題のイメージからハリウッド的なミッション遂行モノを想像すると完全にやられる。
: 本作がどんな映画かは冒頭、劇判の流れた瞬間に理解できるようになっている。
: ドヨーンとした分かり易く前衛的な音の鳴り響き人々は戦慄と陶酔を味わうわけね。
: 中盤に登場するミュージカル音源の使い方なんかも実に効果的だ。
: いわゆる対位法というか。
: これは社会派というよりは映画芸術を楽しむための映画という気がする。
: 彼女のような強烈な体験をした人はそうはいないよね。
: 目の前で夫の頭が爆発するなんてことはまずないからね。
: そのシーンも非常に生々しく再現されているわね。
: 車のボンネットに飛び散った「破片」を思わず拾いにいくジャクリーンがなんとも痛々しい。
: 配偶者を目の前で亡くすという体験にしても例えば自分の暮らす町が戦火に巻き込まれたりあるい
  は災害に襲われたりしてそうなるのと周囲がまるで平穏な中でそれが起こるのとでは衝撃度が違う
  と思う。
: 変ないい方になるけどある種の絶頂から突然一人だけ地獄に突き落とされるわけだから。
: ちょっと正常を保つのが不可能なレベルの出来事よね。
: 本作のナタリー・ポートマンは本当に素晴らしい。
: 一つは再現力の高さね、喋り方が似てるのかどうかは私には分からないけれども劇中挿入されるホ
  ワイトハウスを紹介するテレビ特番の映像の虚実入り乱れる感じとかもうクラクラするわね。
: 暗殺シーンとか移動中の旅客機の中で血まみれのシャネルを着たままジョンソンの大統領宣誓に立ち
  会う様子なんかは公式の映像が残っているけれども後日行われたインタビューのシーンなんかの映像
  はオリジナルだよね。
: インタビューの内容は史実に照らされてるんだろうけれどその時の画像はどうなのかしらね。
: ホテルの部屋の戻って一人になって慟哭する場面とかの資料は当然ないだろうし。
: ああいうところのナタリー・ポートマンの想像力ってすごいわね。
: 本当にあったということの分かっているシーンとの落差が全くない。
: 自分があたかもその場所に居合わせたかのような錯覚に陥るわね。
: 先述のインタビューのシーンとかもとても印象的だ。
: 記者に「レポーターになれますよ」といわれた時のジャクリーンの怖い顔といったら。
: ファーストレディにまで上り詰めた私に対して「無礼者」ってことなのかな?
: そうかと思えば晩年には一介の編集者になったりして。
: 元々がジャーナリズムの人だから。
: エキセントリックで高潔な感じがとてもリアルだ。
: テンションが異様に高い。
: 威圧感があるというか。
: あの時期ああいう風に自分を保つのは並大抵のことじゃなかったと思う。
: ただジャクリーンという人はファーストレディだった時期にも必ずしも順風満帆で幸せな人ではなかった
  ということだね。
: そうね、流産を含めると3人の子供を亡くしているし夫は女癖が悪い上に病弱で尚且つケネディ家の嫁
  としての重圧もあっただろうし。
: インテリで時代のアイコンでファッションリーダーでっていう「明」の部分との対比も激しいわね。
: 僕は彼女が夫の死の直後にもかかわらずJFKの伝説を後世に残すために奔走できたのは幼子の死を
  体験したことが大きんじゃないかと思う。
: 確かに母親にとってああいう形で子供を亡くすことの過酷さは計り知れないものがあると思う。
: そういう意味では夫の死というのは衝撃ではあったかもしれないけれど悲しみの度合いとしてはレベル
  が違ったのかもしれない。
: それよりは政治的な配慮が勝ったということなのかしら?
: 彼に永遠の命を与える唯一で最後のチャンスだったのかもしれないね。
: この映画は厳しいけれども愛おしい映画でもあるわね。
: この感情は何なのかなあ?
: 愛おしいのはジャクリーンなのかナタリー・ポートマンなのか?
: 境目がないから判別がつかない。
: 実際のジャクリーン夫人のことはよく知らないけれどこの映画でナタリー・ポートマンは「ジャッキー」
  そのものだ。
: もう「ジャッキー」にしか見えないわね。
: シナリオに沿ってナタリーが演じたというよりはその逆という感じがする。。
: 逆?
: ナタリー.ポートマンはある日何の前触れもなく理由は分からないけれども「ジャッキー」になって
  しまった。周囲の人々は驚いてとにかく彼女に密着して映像に記録することにした。で、それを編
  集して劇映画の体にしたのが本作というわけ。
: この映画のジャクリーンという女性は決して取っ付き易いキャラではないんだけれどもなぜか憎めない
  というか非常にチャーミングなのよね。
: ナタリー・ポートマンがこんなに演技派だったなんて驚きだね。
: 彼女の知性を活用できた初めての役柄だったんじゃないかしら?
: ダンサー役でオナニーとかしてる場合じゃないと。
: まあそういうことね。
: 今までジャクリーン夫人について考えたことってなかったな。
: 私も、ただ未亡人になったあとお金持ちと結婚した人くらいにしか思ってなかった。
: 僕もそうだね、ボンネットに飛び散った脳みそを取りにいく人くらいにしか思ってなかった。
: どんな人よ。
: どんな人なんだろうね、実際は。









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